ダイレクトリクルーティングで解決できる課題

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ダイレクトリクルーティングを導入した企業は、どんな問題を解決したのか。企業への調査を元にまとめました。結果から見えてきた特性とは。

こんにちは、新卒ダイリク総研の田中です。

今回は、新卒採用でダイレクトリクルーティングを導入している企業、あるいは検討している企業がどのような課題意識を持っているのか、また実際にダイレクトリクルーティングがどのような問題解決に役立つのかについてご紹介したいと思います。

 

図1:新卒採用におけるダイレクトリクルーティング導入の目的

新卒ダイレクトリクルーティング利用実態調査(1)

出典:第1回新卒ダイレクトリクルーティング利用実態調査(n=77社)より

 

母集団の形成、採用活動の効率化を目的とする導入が7割

独自調査の結果、ダイレクトリクルーティングを導入している企業の目的は1位「母集団の形成」、2位「採用活動の効率化」、3位「入社後のミスマッチ軽減」、4位「優秀層へのアプローチ」、5位「内定承諾率の向上」、6位「エントリーの少ない学生の採用」でした。ご覧いただいた通り、1位、4位、6位については、ターゲット学生との接点作りと置き換えることができます。「就職ナビでは会えない学生」との接点作りを目的として導入している企業が多いということが明らかです。

実際に、利用している企業に「会えない学生」とはどのような学生かをヒアリングすると、以下のようなカテゴライズができます。

 

⑴ 地頭、ストレス耐性、主体性などが揃った人材

いわゆる優秀な人材。最近では、学力だけでなく実践経験を重視する傾向も高まっています。こういった学生は、業界トップクラスの大手企業や有名企業にフォーカスして就活をしがち。中小企業やベンチャー企業にとっては、なかなか選択肢に入り込めない(認知してもらえない)という声が多く聞かれます。

 

⑵ 専門性の高い希少人材

情報系や機電系など専門性の高い人材。あるいは海外経験豊富なバイリンガル人材など。最近では、理系の営業職志望者や語学力の高い理系院生といったニーズも多くなっています。企業の事業戦略の変化(高度な顧客課題への対応、海外への事業展開など)が採用要件にも影響してきています。

 

⑶ 業種特有の希少人材

例えば、食品メーカーでは機電系のエントリーが不足しがち。女性向け商品を扱う企業においては男性総合職人材が不足しがち。このような業種特有の希少人材ニーズは尽きません。最近では、新規事業を担える人材採用ニーズが高まっており、大手老舗企業でもベンチャーを志望する学生の採用をしたいという意向が出てきています。そういった企業では、企業のブランドや既存事業の内容が与えるイメージからベンチャー志望の学生のエントリーが少なかったりということが起こっています。

 

図2:新卒でダイレクトリクルーティングを導入して得られた効果

新卒ダイレクトリクルーティング利用実態調査(2)
出典:第1回新卒ダイレクトリクルーティング利用実態調査(n=77社)より

 

「会えない学生」への認知、接点作りに効果あり

同調査の結果によれば、利用した企業の内8割近い企業がポジティブな成果を得ることができていることがわかりました。特に、導入目的に多かった「会えない学生への認知向上、接点作り」において多くの企業が効果を実感できていることが明らかです。

大阪に本社を置く不動産仲介を行うベンチャー企業を例に出しますと、ダイレクトリクルーティングで採用を始めて良い成果を得ています。就職ナビにおける不動産業界の掲載社数はとても多く、限られた情報しか掲載できないため、類似企業との「違い」や「魅力」を学生に伝えるのは至難の技。同社の場合、社長が自ら学生一人ひとりにコメントを添えてオファーメールを送っています。手間はかかるものの、それが採用競合との違いとなって、学生の自社に対する興味関心の引き上げや志望度を高めることにつながり、結果として良い成果を生んでいる事例になっています。(取り組み事例:http://offerbox.jp/company/cases/29.html)。

このように、「学生への認知」ができるだけでなく、1to1でのコミュニケーションを重ねる中で「特別感」を醸成したり、採用競合との「違い」を学生に印象づけたりすることができるのもダイレクトリクルーティングの特徴です。

 

ダイレクトリクルーティングの3つの特性

ダイレクトリクルーティングには「Attainment(到達)」「Adjustment(調整)」「Agreement(合意)」という3つの特性(新卒ダイリク総研のオリジナルのフレームワーク)があると考えます。これらが「会えない学生への認知向上、接点作り」に有効に作用。これらの特性は、マス広告型の就職ナビが持ち合わせていないものであり、ゆえに就職ナビでなかなか効果が得られていない企業であってもダイレクトリクルーティングを活用すれば一定の効果を得ることができるのです。

学生には知られていないが世界トップシェアをもつBtoB企業や独自の技術を持った中小企業、IPOを控えているベンチャー企業はその魅力を正しく学生が「認知」さえすれば採用に至るケースが多くあります。そういった企業にとって、ダイレクトリクルーティングは強力な採用ツールになると考えられます。

 

参考:ダイレクトリクルーティングの特性

ダイレクトリクルーティングの特性

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