2017年卒の学生はいつから動き始める?[ 就活意識調査レポート(9月調査) ]

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51%の学生が年内11月までに、89%の学生が採用広報解禁3月まで就職活動をスタート。求めるような学生を採用するには、企業はいつ、どう動くべきか。学生の意識調査から検証します。

前回の記事「ダイレクトリクルーティング、いつから始めるべき?」では、学生の反応が良い時期をご紹介しました。では実際には、どんな志向の学生がどのような時期から動き始めるのでしょうか。2017年3月に卒業予定の大学生、大学院生を対象に“就職活動”に関する意識調査を行いました。

 

約半数が3年秋までに、約9割が3月の採用広報解禁までにスタート

就職活動を本格的に開始する時期(単一回答)(n=322)

就職活動を本格的に開始する時期

 

それぞれの時期を選択した理由から、

夏=インターンシップ参加
秋=外資系企業・ベンチャー企業の本選考参加
春=広報解禁による説明会参加

という明確な目的意識が見えます。
それぞれの時期を選択した理由は以下の通りです。

 

「2015年6月~8月」を選択した理由

・夏インターンに向けて周りがどんどん準備を進めていたから。
・就活時期が変わったことで不安があるため。
・早めの行動によって、多くの選択肢の中から自分にとって、少しでもベストだと思える選択ができると思うから。
・就職活動の時期が変わり、インターンシップの重要性が増したため。
・インターンシップが就職活動の一環と考えているため。
・国の政策で就職活動が遅れたとはいえ、実際は遅れていないと思うので早めに活動を行わなければと思う。
・早ければ早いほど不安も小さくなると考えて。
・インターンで囲い込まれることを狙っているため。
・外資のインターンに参加したかったため。

 

「2015年9月~11月」を選択した理由

・外資系企業の選考開始時期が秋頃であるため。
・ベンチャーなどの採用が始まるから。
・早いところはこれぐらいから説明会が開催されているから。
・外資系メーカーへの就職を視野に入れているため。
・早めの内定がほしい。
・早いところでは選考が始まっているから。
・ベンチャーは早くに決まるところがあるため、チャンスを逃したくない。
・夏のインターンシップを終えて、志望が明確化した頃だと考えるから。
・インターンシップの時期に合わせて。
・去年の先輩がそのくらいだったから。

 

「2015年12月~2016年2月」を選択した理由

・夏から冬にかけてのインターンの経験から、志望業界も絞れて
くると思うから。
・外資系企業の選考時期を考えると、その開始が秋頃であるため。
・サークルを引退し、余裕が生まれるから。
・ゼミ活動にひと段落つくから。
・3月から合同説明会などが始まるので。
・その頃までは学業が忙しく、一旦落ち着くのがその時期だから。
・自分の先輩がその頃だったから。
・説明会などの情報が出てくる時期だから。
・インターンに加えてOB訪問なども始まるため。
・今はまだ取りたい資格ややりたい勉強があるため。

 

「2016年3月以降」を選択した理由

・多くの企業の情報開示が3月からだから。
・経団連が決めたから。
・その時期から企業の面接など始まるから。
・部活等に取り組みたいから。
・学業をそっちのけにしてまで早くから就活することに疑問を抱いているから。
・今の時点ではまだ状況が掴みきれていないから。
・その頃までは学業が忙しく、一旦落ち着くのがその時期だから。
・多くの企業の情報開示が3月からだから。
・企業の説明会がそれくらいから始まると思ったから。
・学校生活の負担になるので両立は難しいから。
・春学期が始まる前の時間は資格取得に充てたいため。

 

 

大手企業志望が6割。
ベンチャー志向の学生は早期に開始し、大手志向は遅い傾向。

大手企業志望者が60%、中小企業志望者16%、メガベンチャー志望者16%、ベンチャー志望者8%となりました。また就活スタート時期が早ければ早いほど、ベンチャー志望者の割合が高く、スタートが遅いほど大手志望者の割合が高くなる結果となっています。

 

志望している企業タイプ ※現時点で最も優先順位が高いもの(単一回答)(n=322)

志望している企業タイプ

 

就活開始時期別志望企業タイプ(n=322)

就活時期別志望企業タイプ

 

約9割の学生が3月の採用広報活動解禁前に、本格的に就職活動を開始することがわかりました。なお、インターンシップへの参加や、外資系企業・ベンチャー企業の選考開始を見越して、半数以上の学生が年内までに就職活動を開始します。

 

就職活動をする時期によって、早期=ベンチャー志向、遅め=大手志向という傾向が顕著です。最近では大手企業でも、企業としての競争力を上げるために「安定志向の学生だけではなくベンチャー志向の学生も獲得したい」という声が多く聞かれます。ベンチャー企業の選考は大手よりも早く始まりますので、そこで内定し就職先を決めてしまうと大手企業は出会うタイミングがありません。

 

採用広報活動(および就職ナビ)の解禁前に求めるような学生に出会う方法として、ダイレクトリクルーティングの活用が手法のひとつとして確立してきています。採用候補となりえる学生に、ダイレクトリクルーティングで早めに声をかけ、その受け皿として秋冬のインターンを実施する企業が、いま増えてきています。

 

調査概要

調査地域:全国
調査対象:2017年卒予定の大学生および大学院生
有効回答数:322サンプル
実施日時:2015年9月9日~9月27日
調査機関:株式会社i-plug
調査方法:SNSリサーチ

 

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