上田浩史氏 連載【採用活動から育成活動にシフト】

「採用活動から育成活動にシフト」(その2)『早期に学生に会う価値とは』

  • facebook share
picjumbo.com_HNCK0653

≪連載第2回≫株式会社LeaGLO(人材採用・育成コンサルティング)代表の上田浩史氏に【採用を通じて人材育成を!】をテーマに“就活プロコーチ”の視点で“企業の採用活動”についてお話頂きます。

「採用活動から育成活動にシフト」(その2)『早期に学生に会う価値とは』

≪就活プロコーチ 人事・採用コンサルタント 上田浩史氏連載≫

 

第1回「採用を通じて人材育成を!」についてお話させて頂きました。反響や共感を頂きまして有難うございます。

今回は1早期に会うタイミング、2ダイレクトリクルーティングを活用してどのように早期に会うのか、そして3接点を持った後にどのように内定まで関われば良いのか。今までの学生側の事例を用いてお伝えしたいと思います。

1. 早期に会うタイミングは?
2. なぜ早期に会う必要があるのか?
3. 早期戦略の要(ダイレクトリクルーティングの活用法)

の3点です。

 

1. 早期に会うタイミングについて

picjumbo.com_HNCK8991結論から言いますと、遅くて年内に仕掛けておくことをお勧めします。一般的な採用で言うと、2016年からは3月がエントリー開始ですが、正直、私の感覚では非常に遅いスタートです。多くの企業が夏、秋、冬のインターンシップサイトに登録をし、早期接点を持ち始めております。2016年に入りましたので、エントリーが始まる3月までか、遅くとも3月上旬で接点を持ちましょう。

“初恋の人は忘れない”と言う言葉があります。
なぜ早期に会う必要があるのかをうまく表現した言葉です。では早期接点の重要性をこれから説明していきます。

 

2. なぜ早期に会う必要があるのか?

picjumbo.com_HNCK4278“初恋の人は忘れない”
これは言葉通り、忘れにくい、思い出に残るということです。

皆さんもこれまでの経験で、何か初めて取り組んだことは強く記憶に残り、体に染みつき、離れていないのではないでしょうか?就職活動も同じことが言えます。早期に会うことで、学生から御社を忘れられない存在にすることができます。

 

そして、早めから活動している学生の中には最近下記の傾向が増えております。

・一つの長期インターンシップ先で内定を決めてしまう
・幾つかのインターンシップ参加企業の中から就職企業を決めてしまい、他の企業にエントリーをしない
・早期にアプローチしてもらった企業のみから選ぶ

つまり、企業側は早期に学生にアプローチしなければこれからさらに出会えない学生が増えてくることになります。これは非常にシビアな問題ではないでしょうか。

経団連による倫理憲章で、世の中の流れは少しでも就職活動を後ろ倒しさせる動きですが、その流れに乗った企業は採用がうまくいかなかったケースが非常に多く、ギリギリまで採用を続けることになりました。まだまだ多くの企業がこの早期開始の重要性を理解していない、もしくは重要性は理解しているが、マンパワーの問題や昨年度の採用が長期化していることを理由に早期の動きができていません。

是非このブログを読んでいただいた企業様は2017年卒採用、および2018年卒採用にて早期タイミングで動き、良い学生との接点を持って頂ければ嬉しいです。

 

3. 早期戦略の要(ダイレクトリクルーティングの活用法)

学生との早期接点には幾つかの方法があるでしょう。

ア. 大学内でキャリアを中心とした講座を持つ
イ. 学生団体、サークルに協賛をする
ウ. インターンシップサイトに登録、開催する
エ. ダイレクトリクルーティングサイトでオファーし、個別に接触する
オ. 紹介会社を活用する

この中で、一番のおすすめは(エ)ダイレクトリクルーティングサイトでオファーをすることです。それはなぜか。理由は2つあります。

理由1『マンツーマンによる深い相互理解』
就活のプロの観点からアドバイスをすると、「対マスアプローチ」か「対個別アプローチ」の違いから、就活生側、学生側にとっての心理的な満足度が異なります。

やはり学生の声を聞くと、自分ためなのか、自分以外を含めたみんなのためなのか、アプローチされた側は心理的にモチベーションが異なります。1対1による個別アプローチの方がより、深く、濃いコミュニケーションを図ることができます。

picjumbo.com_HNCK8076理由2『育成することができる』
それは今回の私のコラムのメインメッセージである『育成』がポイントであると思っております。7年間の就活コーチング実践を通して、就活生は過去も現在も未来も100人100色の中で、どれだけ経験豊富な学生でさえ、就活は初めてで社会に出たことがない学生がほとんどを占めます。その中で学生は何を求めるか。学びを求めています。

 

社会や就活のことを知らない就活生との個別面談を通して、早期に接点を持つことで、ビジネスパーソンとしてのあり方や就職活動に大切なことを是非教えてあげてください。早期に出会うことで、育成が出来、結果的に学生としても育ててもらった恩や感謝から、結果的に会社への志望度が高まり、内定につながるのです。

次回は、どうすればインターンシップや説明会に参加した学生のモチベーションを効果的に上げられるか、インターンシップでファンにさせることができるのか?5つのポイントを通して解説させて頂きたいと思います。

 

『ひとり一人の採用担当者の本気が日本の採用を変える』

就活プロコーチ
人事・採用コンサルタント 上田浩史

株式会社LeaGLO
代表取締役 GBA就活予備校代表  
上田 浩史氏

西日本で最も情熱的にグローバル就活支援を行う若手第一人者。当時採用倍率1000倍の採用・人事コンサルティング株式会社リンクアンドモチベーションに2006年入社。述べ100社以上の企業採用コンサルティング営業、コンサルに従事し、2009年退社。2010年、関西とアジアの架け橋になるべく、LiveAlive株式会社を創業。関西の学生たちのグローバルキャリア支援を中心に、述べ3000人以上の学生に対して大学や自社セミナーにてキャリア・就活講演し、関西の学生たちの心に火をつける。アメリカのコミュニケーション心理学を応用したOne to Oneコーチングによる少数精鋭の就活強化予備校(就職塾)GBAを設立。創立1年目から多くの優秀な就活生を輩出。ただの就活支援に終わらない人間味あるキャリアコーチングは生徒からも圧倒的な支持を受け、学生たちの兄貴的な存在でもある。自身が夢を持ち、アジアで勝負する若手企業家であることを強みとし、フィリピン、インド・カンボジアを中心とした事業に参画。

  • facebook share
おすすめ資料

【市場レポート】2017年新卒採用を考えるためのレポート集 

これまでにリリースした市場レポートの中から、17卒の計画を考える参考材料となるものをまとめました。2015年9月実施の学生向けアンケート結果も掲載。採用手法の見直し、予算組などのシーンでご活用いただけます。

<内容>   1.市場動向(企業)  2.市場動向(学生)  3.新卒採用のメリット  4.新卒採用手法の変化  5.インターンシップ  6.採用予算