藤野貴教氏 連載【採用のオモローな未来を創造する!】

なぜ採用が難しくなったのか。大きな変化の潮流

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≪連載スタート!≫株式会社働きごこち研究所(人材採用・育成コンサルティング)代表の藤野貴教氏が【採用のオモローな未来を創造する】をテーマに、“採用の未来を想像する旅”をご案内します。

≪働きごこち研究所代表 ワークスタイルクリエイター 藤野貴教氏連載≫

採用活動は今、20年に1度の大きな変化の潮目を迎えています。外部環境が変化するのであれば、私たちの採用戦略も変化させていかなければいけません。ではどの方向に変化すればいいのか、「それはオモローな方向」なのです。何を言っているんだ?という方、ぜひこの連載をご一読ください。みなさんと一緒に、採用の未来を想像する旅に出たいと思います!

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【採用のオモローな未来を創造する!】
<第1回>なぜ採用が難しくなったのか。大きな変化の潮流

 

さあ、いっしょに新しい世界へ走り出しましょう!

スケジュールの変更に企業も学生も振り回された16卒採用。「誰も得しないスケジュール」「終われハラスメント」「学歴フィルター」「就活クールビズ」 などのキーワードが飛び交った1年間でした。

スケジュールの話にばかり目がいきがちですが、そこだけに囚われていると本質を見失います。採用活動のプロの視点からみると、「採用活動における時代の変化の潮目が今来ている」ことにこそ着目すべきなのです。

 

15年続いてきた「当たり前」が終わりを告げようとしている

ナビや合説で認知を広めることで多くのエントリー者を集め、エントリー後は1:1でのコミュニケーションを図り動機を形成し、エントリーシートやグループ面接で初期選考を行い、個別面接でクロージングをしていくという、現在の採用活動の仕組み。

この採用活動がスタートしたのは就職ナビが一般化した2000年頃です。およそ15年間、(母集団は多く+その後絞り込み)というやり方が「当たり前」のものとされてきました。

しかし、2015年の今年、「このやり方だけではうまくいかない時代」が始まりました。

それはなぜか?

その理由は「個人が強くなった」からです。

 

ソーシャル+ITが個人を強くした

個人とは、学生のこと。

その昔は、企業優位で学生をコントロールすることができました。

c5addc13b240dfb23851988f1d43f95e_m情報を持っているのは企業だけ、学生は与えられる情報の中から考え、意思決定をせざるを得ませんでした。

片方だけが情報をたくさんもっていることにより生まれる不平等な関係性を、「情報の非対称性」と呼びます。

しかし、ITがその関係性を変えました。

古くは2ちゃんねるやみんなの就職日記。そして、FacebookやLINEなどのSNS。さらに2013年前後に生まれたキュレーションサイトと言う、ネット上の情報を個人仕様に集めてくるニュース配信アプリが、さらに個人の情報発信力を強くさせました。

 

採用マーケティングを根本から考え直す時期

個人が強くなったとは、どういうことを意味するのか?

マーケティングや経営戦略の視点で言えば、「市場環境」が変わったのです。

市場環境が変われば、戦略を変えなければいけません。市場が変わったのに、昔のままの戦略・やり方でやっていれば、競争には負けます。これは原理原則です。

私たちはいまこそ、「根本的に採用マーケティング戦略を見直すべき時代」に生きているのです。

 

これからの時代における、採用マーケティングのキーワード

さて、私たちが感じている危機感は人事の皆さんに伝わったでしょうか?

これは単に営業トークの煽り文句ではありません。

私たちは、「採用マーケティングを本質的に変化させたい」のです。

この「採用のオモローな未来を考える」というコラムでは、採用を、マーケティングの視点からもう一度捉えなおしながら、「採用マーケティングを根本的に変化させる方法」を考える旅にみなさんをいざないます。

376ea2fcaea5999dca6f4bb5e12f7396_mキーワードは

・ダイレクトリクルーティング
・ダサい採用から、オモロい採用の時代へ
・リベラル枠、オモロー枠採用
・人工知能とクリエイティビティ

などなど。

「変えたい」「変わらなきゃ」「じゃあどうやればいいの?」「刺激を受けたい」
という人事の方にぴったりのコラムです。

さあ、いっしょに新しい世界へ走り出しましょう!

 

次回は、 「【第2回】採用スケジュール変更の最大の罪悪。学生に“嘘”をつかせるという悲しい経験をさせたこと」をお届け予定です。お楽しみに!

 

株式会社働きごこち研究所
代表取締役 ワークスタイルクリエイター  
藤野貴教氏

アクセンチュア、人事コンサルティング会社を経て、東証マザーズ上場のIT企業において、人事採用・組織活性・新規事業開発・営業MGRを経験。2007年、株式会社働きごこち研究所を設立。「ニュートラルメソッド」を基に、「働くって楽しい!」と感じられる働きごこちのよい組織づくりの支援を実践中。「今までにないクリエイティブなやり方」を提案する採用コンサルタントとしても活躍。現在の研究テーマは「人工知能の進化と働き方の変化」。グロービス経営大学院MBA(成績優秀修了者)。
2006年、27歳の時に東京を「卒業」。愛知県の田舎(西尾市幡豆町)で子育て中。家は海まで歩いて5分。職場までは1時間半。趣味はスタンディングアップパドル(SUP)。朝の海が大好き。

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