上田浩史氏 連載【採用活動から育成活動にシフト】

「採用活動から育成活動にシフト」(その4)『攻めの姿勢が、早期学生と出会う鍵』

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≪連載第4回≫株式会社LeaGLO(人材採用・育成コンサルティング)代表の上田浩史氏に【採用を通じて人材育成を!】をテーマに“就活プロコーチ”の視点で“企業の採用活動”についてお話頂きます。

「採用活動から育成活動にシフト」(その4)『攻めの姿勢が、早期学生と出会う鍵』

≪就活プロコーチ 人事・採用コンサルタント 上田浩史氏連載≫

 

第3回テーマとして早期に学生と出会う具体的な方法をお伝え致しました。しかし、

「早期のインターンシップやセミナー、そして説明会で接点を持ったあと、就活本番までどのように関係性を継続すれば良いのかわからない」

そんなお悩みが人事の皆さんにあるかと思います。私は多くの学生に関わる立場として、学生からよく聞く意見があります。

「釣った魚に餌をやらない!」

coffee-break-1177540_960_720昔は内定出しの後に内定後のフォローがないという不満、不安からこのような言葉を聞くことがありましたが、最近はインターンシップが主流になり、インターン終了後の学生からこのような声を聞くことが増えてきました。

・早期から色々サポートしてもらったものの、そのあとほとんど連絡がない
・数ヶ月経って、忘れた頃に連絡が来る
・その時点でもう他の企業に行くことを決めている

これでは採用担当の方や人事担当の方の努力が無駄になりますよね。今回は信頼関係を継続するための3つの対策をお伝えいたします。

 

1.早期接点のある学生に定期的に課題を与えましょう

定期的にフォローすると言っても、なかなか皆さん忙しく、会えないケースが多いと思います。また会ったところで、何をすればわからないもの。とりあえずむやみに会うというのは意味がありません。是非お勧めしたいのが、定期的に課題を与えることです。自社や就活における課題を与えそのチェックをすることで、定期的に関係性を構築、継続することができます。

 

2.ハイパフォーマー社員と面談させましょう(リクルーター制度の導入)

人事部の皆さんのマンパワーが足りない場合は、皆さんに変わって社員の皆さんがリクルーターとなり、学生たちとの定期的な面談をフォローしてもらうことをお勧めします。ただ、注意して頂きたいのは採用教育をせず、会うだけでは意味がない、もしくは逆効果となります。しっかりと会社のことを語れるよう、学生の本音を引き出せるように育成、教育してから学生との面談をセッティングし、学生の継続的なフォローをしていきましょう。

 

3.継続的な職場インターンシップ、アルバイトの実施をしましょう

夏のインターンシップやセミナーは、短くて1日、長くて1ヶ月程度が主流でしょう。そこで最も効果的なのが、短期で終わった後に緩やかに職場体験(インターンシップ、アルバイト)をさせることです。基本的な業務に触れ、日々職場の社員の皆さんと仕事に関わりを持つことで、業界理解、会社理解、社員理解が深まり、学生との関係性を継続して構築できます。

ベンチャー企業では内定者アルバイトではなく、2、3年生からアルバイトとして受け入れ、結果内定に繋がっている成功事例が増えております。もちろん、会社側、特に現場の体制づくりや理解の促進は必要ですが、それぐらいしなければ会社のことを理解できないというのが本音です。まだまだ多くの企業が導入していないからこそ先駆けで導入することをお勧めします。

 

 

sprout-933892_960_720売り手市場に傾く今日。採用活動はますます難しくなってきておりますが、どんな時代も、本質的なことは変わらないと思います。どれだけ学生側と企業側が相互理解ができ、ミスマッチのない状態で承諾しているか。本質はそれに尽きると思います。

 

それでは連載【採用活動から育成活動にシフト】の第5回目は、ダイレクトリクルーティングを通じた私なりのリクルーティング4.0 について語りたいと思います。

 

株式会社LeaGLO
代表取締役 GBA就活予備校代表  
上田 浩史氏

西日本で最も情熱的にグローバル就活支援を行う若手第一人者。当時採用倍率1000倍の採用・人事コンサルティング株式会社リンクアンドモチベーションに2006年入社。述べ100社以上の企業採用コンサルティング営業、コンサルに従事し、2009年退社。2010年、関西とアジアの架け橋になるべく、LiveAlive株式会社を創業。関西の学生たちのグローバルキャリア支援を中心に、述べ3000人以上の学生に対して大学や自社セミナーにてキャリア・就活講演し、関西の学生たちの心に火をつける。アメリカのコミュニケーション心理学を応用したOne to Oneコーチングによる少数精鋭の就活強化予備校(就職塾)GBAを設立。創立1年目から多くの優秀な就活生を輩出。ただの就活支援に終わらない人間味あるキャリアコーチングは生徒からも圧倒的な支持を受け、学生たちの兄貴的な存在でもある。自身が夢を持ち、アジアで勝負する若手企業家であることを強みとし、フィリピン、インド・カンボジアを中心とした事業に参画。

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